2020/09/03 15:25
当店ではコーヒーの劣化をできるだけ緩やかにするようコーヒー専用の高機能パッケージを使用しています。
コーヒーを劣化させる原因の一つは酸素です。完全密封がベストと思われがちですが、完全に密封だとコーヒーを密封する際に入ってしまった酸素がパッケージ内にとどまってしまいます。外気をパッケージ中に入れないのはもちろんのこと、同時に中の酸素を排出する機能があるとより劣化を抑えられます。当店のパッケージにはアロマキープバルブがついており気体の流れは内部から外部へのワンウェイ。パッケージ内は酸素の少ない環境に保たれコーヒーの劣化を緩やかにします。
背部についたアロマキープバルブ
アルミ素材で光による劣化も防ぎます。チャックもついているのでパッケージのままでの保管に便利です。
といってもどんな高性能パッケージも一度開封してしまえばその機能は低下します。当店ではできるかぎり開封の頻度を減らせるようパッケージは100gごと。コンパクトで取り扱いやすいサイズです。
高性能の袋と100gごとのパッケージングでかなり抑えられてはいますが、コーヒーは生ものなので劣化は避けられません。ただ焙煎後から劣化しきるまでの間、コーヒーの変化は悪いことだけではなく楽しみでもあります。どのタイミングを一番美味しく感じるかは人それぞれです。その日その日で味わいや香りの変化を楽しめるのもコーヒーの醍醐味の一つだと思います。
保管場所について
すぐに飲み切るようでしたら直射日光の当たらない涼しいところで良いですが、よく分からなければ冷凍庫がベストです。気温や湿度の変化のある家庭内では一番安定して長くコーヒーを楽しめます。